横尾忠則展を観に、東京都現代美術館へ
こんにちは。世田谷の撮影スタジオ「 Studio Heartbeat 」代表チカザワです。
本日は、珍しく美術館へ。目当ては今、東京都現代美術館でやっている「横尾忠則展」です。
上京してもう10年以上になるのですが、なんだかんだ東京都現代美術館は初めてです。清澄白河はたまにくるのですが。
昼過ぎに着いたので、「腹が減ってはなんとやら」ということで、とりあえずランチできそうな場所を検索。
こちら、美術館の目の前に合ったハンバーガーショップ
Field さんのハンバーガー。
チーズ2倍のハンバーガーをいただいたのですが、しょっちゅう食べている某チェーン店とかのそれに慣れていると、全くの別次元のお味。
小ぶりに見えて、意外とズッシリとしてて、一個で腹一杯になりました。
さて、腹ごしらえを終え、美術館内へ。
実は横尾忠則自体、そんなに詳しくなく(というか、現代美術そのものに疎く)、「昔っから、なんか派手なイラストとか描いている人なんでしょ?」レベルの自分だったのですが、本気でイメージが覆されました。
まず、作品数がハンパないし、美術の素人が観てもどの作品にも信じられないぐらいの熱量。近くにいたオッサンが独り言で「どんな脳みその中しとるんや…。」と関西弁で呟いていましたが、本当にそんな感じですね。 発想力というか想像力がすごい。
個人的に、美術作品を観るときに「よく分からないでしょ? けどすごいでしょ?」と「解らなさ押し」で攻めてるくるビジュアルとかコンセプトが苦手で、押し付けられるtイラッとすることが多いのですが、今日見た作品は同様に「よく解らない」ものも多かったのですが、それでも「なんか良い」と思わせる力がすごい。
詳しくは何十年もかけて評論家がいろんな批評を築き上げてきたことでしょうが、そんなものにすら触れたことのないレベルの自分にはアホみたいに「なんかスゲ〜…」と感心するしかなかったり。
カメラマンなんて仕事をしていると、固定観念でいつもアート的な写真を撮ってると思われることが多いのですが、自分は割とアートとは真逆な「現実に寄り添った」写真を得意としてる実感があって、つまり常識外のことは手を出しにくいタイプだと認識しています。
それも技術として「堅実に求められる仕事」を突き詰めると、決して悪いことではないのですが、悪い意味で表現が「固く」なってしまい、写真自体がつまらなくなることもあると思っています。
そんな中、今日みたいに、自分の想像外の表現に触れる、というのは刺激になって良いもんですね。
あまりこういう習慣がなかったもので、今後定期的に取り入れられればな、と。
小一時間ずっと作品を眺めるのに集中してると、脳みその疲れがハンパなく、気づくと喉がカラカラでした。
これは倒れる、と思い、美術館の上の階にあったカフェに。
建物のありとあらゆる場所がオシャレ。
事前予約者のみしか会場にいなかったので、どこも人が少なくて快適。
というか、どこの施設も常時これぐらいが良いのにな〜。
さて、インプットしたなら、アウトプットもしないとですね。
Studio Heartbeat 近澤幸司 -チカザワコウジ- 個人作品サイト
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