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2021-09-27

都会の街中で撮るという難しさ

こんにちは。世田谷の撮影スタジオ「 Studio Heartbeat 」代表チカザワです。

本日はロケ撮影でポートレートでした。これからの季節、15時を超えた辺りからドンドンと陽が傾いてくので、ロケには非常に気を使います。
ロケハンで「あ、ここの光いいな」とか思っていても、いざ被写体がそこに来たときには建物の影に入っていたり。
特に東京は建物が多いし、場所によってはビルとか高いですし。

スマホアプリで陽の角度と時間を地図と記録から割り出してくれるものもあるのですが、近くの建物の高さを考慮に入れてなかったり、そもそも曇ってたりすると意味ないのです。

写真、特にポートレートは光をどう扱うかがポイントだと個人的に思っていて、被写体の笑顔を引き出すとかだとか、背景にこだわるとかはまあ前提として「どのような光が今、そこにあるか」をずっと考えています。

どんなに素敵な背景があっても、いい光がなかったら諦めたりと、なかなかこだわると難しいのです。

Studio heartbeat
例えば先日のこの写真、室内の話ですが、窓から漏れる一筋の光が肝だと勝手に思ってます。

その点、スタジオや室内で撮れると、自分の好き勝手にライティングできるので、楽かなと思ってます。

まあ、ライティングに関しても、10年かけてもまだまだ底が見えないぐらいに奥が深いですが。

Studio Heartbeat
緑も、背景の光の当たり具合で魅力が変わるかなと。

写真は、下北沢を歩いているときにふと見かけた花。
今年の夏は、あまり植物を眺めることなく終わってしまいましたが、これからの季節も紅葉なんかが楽しみではあります。

さて、明日は久々に動画撮影のお仕事です。

Studio Heartbeat 近澤幸司 -チカザワコウジ- 個人作品サイト

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