20センチか。40センチか。

こんにちは。世田谷の撮影スタジオ「 Studio Heartbeat 」代表チカザワです。

本日はいつもお世話になっているwebマガジンさんによる取材撮影。
誰でも名前の聞いたことのある企業さんなので、ビシッとジャケットを羽織っていったら、みなさんパーカーでした。
ロゴは胸にしっかりとプリントされていたのですがね。
カメラマンとして現場に向かう際に格好にほんと困ります。
TPOをわきまえたつもりが、全然意味なかったりね。まあ、仕方ない。

そして撮影中。
自分はどんな仕事でも撮影中によく「右に20センチ動いてください」とか「そちらから見て15度ぐらい右を見てください」とか、具体的に被写体に伝えるのですが、そんなカメラマンはなかなか珍しいらしく、今日も「面白いですね」と言われました。

自分としては何も難しい話ではなく、「ちょっと下がって」とか「少し上向いて」とか曖昧な指示なんかより、具体的に自分の理想のイメージを伝えるのに数字を上げてるだけだったり。
伝えた数字によって微妙に人の感覚は違うので、一旦伝えて、その人の動きを見て後の指示は微調整したりもしますね。
40センチ動いて、と言って80センチ動かれたら、やっぱり20センチ戻って！ と言ったら丁度になったりして。

二人で並んでもらうときは、「拳ひとつ分ぐらいの感覚を開けて」とかも、使いやすいですね。

時間のない現場では、いかに的確に素早く指示を出すかって大事かなと思ってるので、自分としては最効率のやり方なんです。

他のカメラマンもやってるものかと思ったけど、ファッションモデル上がりの俳優さんの撮影をほんの15分程度した時にも、「細かい指示ですね〜」と言われたので、珍しいのかも。

写真は、今日の現場に向かう途中で見かけた花。
どこでもよくみる花ですが、緑と黄色のコントラストは見ていて落ち着きます。

Studio Heartbeat 近澤幸司 -チカザワコウジ- 個人作品サイト

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