カメラマンを目指したキッカケと現在
こんにちは。世田谷の撮影スタジオ「 Studio Heartbeat 」代表チカザワです。
本日は、久しぶりにゴルフ雑誌の撮影。
いまだにゴルフど素人の自分ですが、こちらの媒体でお世話になりはじめてそろそろ4年目ぐらい。
プロやティーチングプロの皆さんの取材時に撮影を行うことが主で、誌面に載らないような細かいお話も耳にしているのですが、ゴルフの基本的な技術の下地のない自分にとっては、勿体無い内容すぎて申し訳ないのです。
猫に小判、とはまさにこのことではないでしょうか。
コロナの影響が各施設へ客の増加、という普通のスポーツとは真逆の影響の出ているらしいゴルフ。若者のプレイヤーもどんどん増えていってほしいですね。まずお前も始めろって話ですが。
ゴルフ撮影もそうなんですが、自分は外の撮影で昼だろうが夜だろうが照明を(必要なら) バチバチに使うタイプのカメラマンです。
というのも、自然光の良さは良さであるのですが、その場で考えた場合の「良い光加減」を考えた場合、その場の環境だけに任せるとどうしても被写体の魅力の100%を出しきれない場合もあると思っていて。自然か不自然かは別として、ですね。
外で照明を焚くのには、色々と難しい条件があって、1つは「太陽光に負けない強い光」
これは、最近のバッテリータイプのストロボが優秀なので、お金さえ出せば誰でも手に入る武器。
そして大事な2つ目は、「光を操る能力」
カメラマンを職業としてはじめて10年を越えるぐらいになってしまったのですが、これはずっと磨き続けようと努力してきた能力でもあります。
というのも、10年以上前までは九州の地方出版社で編集者をしていたのですが、一眼カメラを個人所有しているという理由もあって、そこの編集部でなんちゃってカメラマンとして、素人に毛が生えた程度の知識と技術で写真を撮り続けていました。
ある日、紙面広告の撮影のためにキチンとした撮影スタジオに放り込まれた際にスタジオ、つまりは照明機材の使い方が絶望的なまでにわからず、全然イメージ通りに撮影ができなかったのです。
「結構、イケてるんじゃない?」と思っていた自分のカメラマンとしての能力、それが、技術職として基本の「き」すら手に入れていなかったことに気づいた悔しい事実。その後、自分が30手前にして上京して、カメラマンという職業を本格的に目指してみようと思ったキッカケです。
後に上京しようと決め、まずはアシスタントして学んでみたいと思った際、ピチピチでも素直でもなんでもない、地方から出てきたオッサンを拾ってくれたのが、自分の師匠です。 師匠のスタジオはこちら
写真の知識や技術だけでなく、自分がそれまでナアナアだった「仕事をするうえでの物の考え方」まで叩き込まれた一年でした。車の運転が下手だと怒られれ、ストロボの電源コードを忘れ、車のミラーを破壊したなど、色々と迷惑をかけてしまったのですが、それはまたの機会にブログで。
そんなこんなで、とりあえず「光と付き合い方」というのは、カメラマンとしてずっと重視していることで、動画の撮影のときにもそれらは100%役に立っているのです。
写真だろうが動画だろうが、人間が「光と影」で作られた物体を視覚情報として取り入れ、判断しているというのは共通ですからね。
写真は、近所の羽根木公園でやっているのを時々見かける野球。
野球だけじゃなく、この公園にはバスケのゴールだったり、木材で遊具が作られた子供向けの遊園地のような大きな設備まであり、散歩をするにもちょうど良い大きさなので、近所の住民の憩いの場になっています。
自分も、最近は散歩を定期的にするような余裕が生まれてきたので、健康のために歩いています。
今日のゴルフ撮影で思ったのですが、運動不足が過ぎるので、マジでキックボクシングを検討中…。
さて、明日は昨日の動画の編集と今日の写真の編集で1日が潰れそうです。
Studio Heartbeat 近澤幸司 -チカザワコウジ- 個人作品サイト
お問い合わせはこちらから